久しぶりの雨
2018-06-08


天気予報が当たって、21時過ぎた頃から雷が鳴りだし、
大雨が降りだしました。
ずっと降っていなかった雨だったので、待ってました!と思いましたが、
ちょっと降り過ぎの集中豪雨です。

さて、地球には不思議なくらい理にかなっていることが多く存在しますが、
雷が農作物にとって、とても重要だったって知ってました?
そういえば雷のことを稲妻とも言います。稲という漢字が入っています。
実は私も詳しいことはわからないのですが、
つまり簡単に言うと、農作物が成長するときに雷が鳴ると、それの影響でよく育つのだそうです。
(放電によって空気中の窒素が水に溶け込む)
そのことは、宮沢賢治も気が付いていたようです。
すごいね。

子どものころ、家の近くの田んぼに大きな気が1本たっていて、
その木の根元に大きな穴があいていました。
大きな穴は、雷が落ちて出来たものだと大人から聞いて、
私は勝手に、こぶとりじいさんはこういう穴に入って寝てしまったんだなと思い込んでいました。
だから、ときどきその穴からこぶのあるおじいさんが出てくるような気がして、
怖くて走って家に帰りました。

その木のそばに、お地蔵さんもありました。
冬になってお地蔵さんに雪が積もると、かさじぞうを思い出し、
下手に雪をほろって笠でものせようものなら、えっさほっさとお地蔵さんがうちに米俵を運んで来る、それは厄介なことになると、見て見ぬふりをして走りました。

子どもって、面白いね。
[わたしのこと/みんなのこと]
[昭和]

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