ちゃんと・きちんと・しっかり
2020-06-12


子どものうちに海外生活をすると、大人より早く外国語を覚えるらしいですが、
そんな柔らかい脳みそがあるならば、
日本語だって普段の生活で繰り返し使っていれば、なんとな〜く覚えていくものなのかもしれません。

しかし今日、保育の講習会に参加して思いました。
「ちゃんと」「きちんと」「しっかり」この3つ。

「ちゃんとしようね!」
「きちんと座って!」
「しっかり考えて!」

これらの言葉って、けっこう子どもに向けて使ってますよね。
でも、子どもに代わって私は言おう。
「ちゃんとって、何?」
「きちんとって、どういうこと?」
「しっかりって、何をすればいいの?」

いやいや、勉強になりました。

子どもには、こういう曖昧な言葉ではなくて、もっと具体的な言い方をしましょう、ということでした。(なんなこと分かっているけど、ついね、言ってしまう)


「動くと危ないから静かに待とうね」
「前を向いて座ろうね」
「何がいいのかよ〜く考えようか」

みたいなことかな。

イヤー ホントニ ノホンゴッテ、ムズカシイワ。

私が高齢者になって、わけがわからなくなったとき、
どうぞお願い。
「ゆうこさん、ほら、ちゃんとして!しっかり、きちんとしてくださいよ!」
じゃなくってさ、
せめてこんな感じでお願いします。
「ゆうこさん、ほら、ちゃんとパンツ穿いて。ズボンもしっかり上まで上げないと。
シャツの裾はきちんと中に入れましょうね♪」

[わたしのこと/みんなのこと]

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