さて、ここで少し社会科のお勉強。
弘前市内を運転していたら、
商店街にたくさんの人が集まって除雪作業をしていました。
それがなんだか楽しそうで、
なんだ?なんだ?と観察していたら、
寄せた雪を、ぽいぽいと道路の脇に捨てている〜。
え?どういうこと?何が起こっているの?と思ったら、
その会話を聞いたみゃむが言いました。
「それって、流雪溝じゃない?」
流雪溝(りゅうせつこう)?なんだそりゃ〜。
続けてみゃむが言いました。
確か山形とか弘前とかの豪雪地帯で、雪を目の前の側溝に流して、雪を溜めないシステムじゃない?(さすが元市職員、というか今はもっとそれに近い勤め先)
それを聞いて、また商店街に目をやると、
ほんとだ、みんなで雪を穴に投げ入れてる!
弘前市のホームページには、その仕組みの説明がありました。
それがコチラ。
穴をのぞいて見たら、水面が結構ぎりぎりまであって、
ごうごうと流れていて、落ちたら怖いなと思いました。
でも、この流雪溝のおかげで、
商店街の雪はすっきり。きれい。
みんなで力を合わせて、雪かき作業をしている姿も頼もしかったです。
初めて見ました。
もちろん岩手県にはこういうの、ないです。
これを知って、この旅が一気に有意義なものになりました。
食って笑ってばかりじゃねぇ。
学びがあってこそ、旅行は楽しくなるんだね。 完
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