数年前にマクロビオティックを通信教育で学び、インストラクターっぽい認定証もあるというのに、冬でも陰性の食品であるバナナを毎日食べている私。
身体を冷やす食品なのにね。
気休めかもしれませんが、温かい豆乳と一緒に食べています。
ま、そんなことはどうでもよくて、
例えば私が無性にバナナを食べたくなったとしても、我が家にはいつでもバナナがあるので夜中に買いに走るということはありません。
昨日のレイトショーで、みゃむとこの映画を観てきました。
大泉洋主演の『こんな夜更けにバナナかよ』。
筋ジストロフィーという病気でほとんど体を動かすことが出来ない主人公が、
大勢のボランティアを振り回しながらもユーモラスに生きる、
そういう映画でした。
かつて思った。
「どんな子どもに育てたいですか?」
「そうですね、健康で素直な子どもに育って欲しいです。」
私もそう思った。
そして子どもが成人になるときは、
「どんな人になって欲しいですか?」
「人に迷惑をかけない生き方をして欲しいです。」
確かに私もそう思った。
「健康」? 「素直」? 「迷惑」?
(健康じゃないって悪いことなの?素直じゃないと悪い子なの?迷惑を掛ける生き方は悪いことなの?)
人間らしく生きるために人の力を借りることを「迷惑を掛ける」」と捉えるかどうかは別として、昨日の映画は、障がい者は迷惑を掛けないと自立できない、
わがままを言わないと、自由気ままな生き方を貫けない、
そういうことを、あらためて教えてもらった映画でした。
ずっとずっと前、たぶん二十歳ぐらいのときだったと思う。
NHKの土曜ドラマで『男たちの旅路』というのがあって、確かその連続ドラマの最終の回だった『車輪の一歩』が、私の人生観を変えました。
もともと自分は、十代のときに障がい者と健常者の架け橋になりたいと思ってその道を目指していたのですが、そのドラマは自分に大きな衝撃を与えたのでした。
内容はぼやっとしか覚えていないのですが、車椅子生活をしている若い男女が、
障がい者として人間らしく生きる、その一歩を社会はどう見るか、その偏見がありのままを描かれていたと思います。
主人公の鶴田浩二は警備会社のリーダーで、その下で働いていたのが水谷豊とか桃井かおりとか?
その回の車椅子の青年役は、外に出れない女の子が斎藤とも子で、その子を外に連れ出そうとする男性が、京本政樹と古尾谷雅人だったような気がします。
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